食WEB研究所 宮城からおいしい、楽しい、つなげます

 
FMS朝ごはんセット

 食WEB研究所のフードライターとして活躍する「FMS綜合研究所」の皆さん。こちらでは“地域ブランド”を発掘し商品化する仕事をしています。その一つが、宮城の食材がぎっしりつまった朝ごはんむけの「みやぎごはん」。この商品がどのようにしてできたのか、FMS綜合研究所の社長の三輪宏子さんにお伺いしました。


朝ごはんセットを作ったきっかけは?

 宮城県は素晴らしい食材の宝庫ですが、特に主食となる小麦や大豆は質のよい品種もあり、また梅干や、日本一の生産量といわれるヨモギなどの食材は「朝ごはん」の材料としてぴったりだと思いました。

最近、朝ごはんを食べない若者が増えているという話をよく聞きますが、手軽でかつ満足感があれば「朝ごはん」を食べてもらえるのではと思い、角田市や白石市のメーカーさんにご提案をお願いしたのです。

県産の食材をより多くの方に認知していただくためにも、毎朝口にする「朝ごはん」というテーマは開発コンセプトにしっくりくるものでした。

   

地域ブランドはどのようにして作られていくのですか?

 私たちの商品開発の仕方は基本的に同地域で5、6社のメーカーに参加いただくという形をとります。同一テーマで各社に商品を作っていただき、一度に10〜12品の新商品を作るという手法です。


◆第1ステップ◆ テーマ設定 〜アイデア引き出しのムードづくりも重要

まず、開発コンセプト会議を最低でも3回は開き、「朝ごはん」のようなテーマ設定を作るためにじっくり話し合います。
最初の会議では各メーカーさんに自己紹介や自社商品のプレゼンテーションをしてもらい、2回目でテーマを仮設定して協議し、3回目でテーマを決定して見合う商品の方向性を決めます。
最初の会議ではほとんどの方が意見を言わないので、ムードを盛り上げようとしますが、これがなかなか難しい(笑)。 特に競合他社が参加している場合は、アイデアを引き出すのも大変です。企業秘密だから口が裂けても言えないという顔をしている人もいますからね。

開発コンセプト会議で方向性が出た後は各社に試作品を作っていただきます。その後、第1ステップとして県内外の小売・外食のバイヤーなどに参加いただくオフィステストを実施します。プロの方々に試作品を試食してもらい評価をいただく。それを分析して各社に改善提案を行います。


◆第2ステップ◆   消費者モニターの試食会 〜容赦ないコメントにメーカー担当者冷や汗?!


弊社の抱える消費者モニターを集め、同じく試食評価をしてもらってさらに改善提案をします。主に主婦層が対象ですが、容赦ないコメントが頻発しますので、オブザーバーとして立ち会うメーカー担当者や経営者の方で冷や汗を流しながら聞いている方もいますよ(笑)。
こういう試作品製造〜評価分析を実施している間に、各社の工場の品質管理および廃棄物管理の監査を行い、不備があった場合には改善指導もいたします。 これはいくらおいしい商品ができても、安全安心の対策が不完全ではブランド商品としてお客様に保証することができないので、足元をしっかり固めるためです。

また、同時並行でブランドとしてのネーミングやブランドマークのデザインなどを県内のデザイナーにお願いしています。3案ほどの中から、オフィステストや消費者モニターテストの際に、いいと思うものに投票してもらうなどの手法で決定します。


◆第3ステップ◆  テスト販売 〜現場で売れる手応えをチェック

これが弊社の特徴かと思いますが、必ず「テスト販売」を実施します。本格販売をする前に、食品スーパーかデパートの食品売り場で試し売りをしてみるのです。オフィステストでも消費者モニターテストでも評価が高かったのに、売り場だと「売れない」という商品もあるからです。逆に、オフィステストでもモニターテストでも評価がいまひとつだった商品が完売することもあるので、本当にこればかりはふたを開けてみないと分からない。
ですが、その時のメーカーさんの手応えは実感そのものです。「売れる」という可能性を実感していただいて初めて本格販売に乗り出せるのだと思います。

   

ブランド「みやぎごはん」の魅力は?

 県産小麦や大豆、梅干やヨモギなど、ひとつひとつが既に宮城県の誇れる食材なのですが、メーカー6社同士が互いに原料を調達しあったりとコラボレーションして新しい商品に挑戦しています。イタリア製のパスタの常識を破る、これぞ「和風パスタ」に宮城県の伝統食品である白石温麺のメーカーが挑戦したり、角田市で収穫された梅を丸森町のメーカーが梅干にしたものを絞って作ったドレッシングなど、「ありそうでなかった」魅力的な商品がそろっています。

   

実際に食べたお客様の反応はどうですか?

 既にリピーターのついている商品がいくつかありますよ。先のパスタは2分でゆで上がるという手軽さと温かくしても冷たくしてもおいしく、調理する方が自由にメニューを考えられるということで主婦層には評判です。また、梅干ドレッシングもさっぱりした酸味が豆腐や揚げ物に合うということで、中高年層に人気の商品です。

   

どんな人にどんな風に食べてほしいですか?

 毎日の食事を大切にしたいと思っている方。高齢化社会といわれていますが、ふるさとの味が恋しい、また、できれば国内産の原料を使った加工食品が食べたい、そして調理にはあまり時間をかけたくないが、ちょっとした工夫で満足感の高い日常の食事を味わいたいと思う方が確実に増えています。こういった方々が本ブランド商品のターゲットでしょうか。

   

食べるときの意外な組み合わせ、教えてください

〜パスタをドレッシングで食べる〜

パスタをゆでて冷水でさらし、オクラと長イモの千切りを交ぜ、梅干ドレッシングで和えて食べる間際にちりめんじゃこをぱらぱらっと。

夏向きのメニューかもしれませんが、寒い時期に温かい室内で食べてもおいしいと思います。長芋とオクラがぬるぬるしていますので、少し時間がたってもパスタがくっつかない。梅干ドレッシングのさわやかさと意外な組み合わせの食感が楽しめます。


 FMS総合研究所は三輪社長をはじめ、スタッフの皆さんが日々感じたことや流通の裏側の話をブログ(「おいしいみやぎ通信」)で発信しています。ブログはこちら

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 朝ごはんを撮ろう!キャンペーン中、

「みやぎごはん」セットを10セットプレゼントいたします。

お話を伺ったセットを今回の「朝ごはんを撮ろう!キャンペーン」の応援賞品として提供いただきました。
宮城県産小麦を主原料に白石温面の伝統的な技術を生かしたソフトな食感の「スパゲッティーニ」と細くて短い「カッペリーニ」のセット。丸森町産の梅と紫シソ葉を限定使用「梅干ドレッシング」をかけてさっぱりいただくのもおいしいですよ。
朝ごはんの写真を撮って送り、宮城を堪能する朝を過ごしてみてください。

(2007年11月11日をもって応募を締め切らせていただきました。)

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大豆味噌パン
 宮城県産の小麦「ユキチカラ」と大豆「あやこがね」をふんだんに使用。ソフトなもっちりパンです。

大豆よもぎパン
 宮城県産の小麦「ユキチカラ」と大豆「あやこがね」に日本のハーブ「よもぎ」を加えた、さわやかもっちりパンです。

よもぎクッキー
 宮城県産の小麦「ユキチカラ」と大豆「あやこがね」に日本のハーブ「よもぎ」を加えました。まろやかなよもぎのアロマとサックリ感がクセになりそうなクッキーです。

よもぎショートブレッド
 宮城県産の小麦「ユキチカラ」と大豆「あやこがね」をふんだんに使用し、ヨモギの香りを加えました。サラダやスープに添えて、サックリ感をお楽しみください。

ソーセージ入りパン
 宮城県産の小麦「ユキチカラ」と宮城県産豚肉のソーセージが合体。ぜいたくな食感が味わえる食事パンです。

豆乳仕立てのポタージュ
 宮城県角田産の大豆を使った豆乳で、マイルドな味に仕立てました。野菜の恵みいっぱいのポタージュです。

スパゲッティーニ
 宮城県産の小麦を主原料に白石温麺の伝統的な技術を活かしたソフトな食感の「和風スパ」です。

カッペリーニ
 2分でさっとゆで上がる細くて短い白石温麺タイプの「和風スパ」。冷たいサラダスパは抜群のおいしさ。宮城県産の小麦を主原料に作りました。

梅干ドレッシング
 宮城県丸森町産の梅と紫シソを限定使用。“昔ながら”の梅干の風味がおいしさを奏でます。

よもぎ入りソーセージ
 宮城県産の豚肉とヨモギを使用。ほんのりヨモギの香りが伝わる柔らかくてやさしい食感のソーセージです。

豆乳花(仙台味噌ソース)
 おなじみのつるぷる食感の豆乳花にゆず果汁を加えた特製仙台味噌ソースが朝の食欲をそそります。

豆乳花(柚子ポン酢)
 おなじみのつるぷる食感の豆乳花に宮城県産丸大豆醤油を使った柚子ポン酢でさっぱり味に仕上げました。

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